大学物語。

母親をしながら大学の教員をしています。

本当の意味での親離れ

久しぶりにブログを復活させました。

 

 

大学教員として約10年。10年選手ってまだまだひよっこなんですよね。

 

実は、色々ありすぎてもう辞めたいなーって悩んでおりました。

他人軸で生きすぎて、自分を痛めすぎてて、完全に疲労してるんですな。

昨日、母と3時間以上会話すると「やっぱり全身が悲鳴を上げてる自分」に気が付きました。世間様でいう典型的な毒親関係ってやつです。

 

今の職(職場と書くことのほうが正しいかもしれません)を辞したいかもと、よせばいいのにちらりと会話に混ぜてみたら、ジワジワ反対してました。

「あなた(私のことね)が共働きだから、遠慮なく食事にも行けるのよ。あなたが仕事をやめて専業主婦になったら、旦那さんに悪いから、

『こうやって会うことができなくなるわね』」とか言い出したのね(ほかにも色々言ってたけど書きませーーん)。成分でいうと「自分の都合100%」でしたわw

 

ちなみに私は他者の離婚と転職には、口を出すのはやめています。

引き止めて、相手の苦しみを長引かせてしまったときに、どんな償いができるのでしょうか。うちの母ですと、私が壊れきってから、「あのとき引き止めなければよかった」から「ちゃんと辞めたいっていえない方が悪いのよ」と私が悪いという結論に至る姿がありありと目に浮かびます。

 

私のためという旗を掲げながらジワジワとウエットに介入してくる母にはもう慣れっこですが、

母を受け入れられない思いに蓋をするのはやめたうえで、「あと5年働いたら辞めていい」と決めました。夫以外の意見はそんなに参考にする必要はないと思います。

 

現在、研究休暇を頂いていて、主に自宅で研究できる制度を利用しています。

いっぺんくらい研究でぶっ飛ばしてみたいのです。

過去の大嫌いな自分も消し去って、自分自身に熱狂します。

 

いまから10ヶ月間。

ひたすら論文を書きます。

会ってみたい人に会いに行ってみます。

体を美しくします。

収入の柱を増やします。

 

 

愛する娘が将来転職したくて考えごとをしているときに、

「好きにしなさいよ。そんなことより私、来週からパリに行くのよ。あんたも来る?」と、さらりと言ってのけるような、希望や楽観を照らすオカンになりたいものだわね。

 

自分の不安を娘に注ぎ込んでも気付かない親にだけはなるまい、

自分の娘の生きる力をこころよく応援できるような、充ちたりたオカンで居たいと思います。